COLUMN

住宅コラム

住宅金融支援機構(東京都文京区)が民間金融機関と提供するフラット35の2021年6月の適用金利が発表されました。

融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の主力タイプの金利幅

1.35%(前月より-0.01%)〜2.15%

今月も、金利を引き下げました。

 

融資率9割以下で返済期間が20年以下の金利幅

1.22%(前月より-0.01%)〜2.02%

と、中期に関しても金利を引き下げました。

 

融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下のタイプの金利幅

1.61%〜2.41%

 

融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの金利幅

1.48%〜2.28%

 

以上のようになっています。

今月のフラット35は、全体的に金利が下がりました。

今月の長期固定金利は殆どの金融機関が金利を引き下げておりますが、フラット35も同様に金利を引き下げました。

 

常々お伝えしておりますが、フラット35は、元々の金利が低く、金利の上げ下げも小幅です。(今回も0.01%の下降)

フラット35は、安定的に低金利の状況となり、圧倒的に有利です。

ということで、今月も引き続き長期固定の金利は、フラット35が強く、魅力的なサービスを提供しています。

そして、他の金融機関に比べて審査が通りやすいのもフラット35の魅力のひとつです。

2021年6月の住宅ローン金利の傾向

今月も住宅ローンの金利は、過去最低水準を継続しました。

一部金利を下げたところもありましたがほとんどの金融機関の住宅ローン商品は、金利を据え置いきました。

金融機関によって判断は分かれましたが、金利を上げたところは、ほとんどなく大きな動きはありませんでした。

 

世界の金利を大きく左右する米国債10年物の金利は、1.61%前後で推移しており、日本の住宅ローン金利もこの金利動向に大きな影響を受けます。

米国ではFRBが金融政策変更の可能性に言及する等、年末にかけて金利が上昇する可能性が高まっています。

ここからワクチン接種を加速させ、景気回復に繋げることができれば、経済は復調し、金利も緩やかながら上がっていく可能性が高いでしょう。

 

住宅ローンの利用を検討している方は、これまで以上に物件価格と金利動向に注意が必要です。

 

各住宅ローン商品の金利動向

変動金利

みずほ銀行が金利を引き下げましたが、その他の金融機関が金利を据え置きました。

6月の変動金利型の住宅ローンの金利目安は、0.4%から0.5%(表面金利)が現在の金利の目安となります。

 

固定金利 10年

金融機関の一部が金利を引き下げましたが、ほぼ横ばいの状況です。

変動金利の金利引き上げが、いつ起こるのかわからないことを考えると、10年固定を利用することで、当面の金利上昇リスクが抑えられ、かつ変動金利との金利差も小さいというメリットがあります。

借入金額が大きかったり、返済期間が長かったりするならば、10年固定を利用することを検討しましょう。

 

固定金利 長期

フラット35を含め、ほとんどの金融機関が金利を引き下げました。

長期固定金利は、頭金の割合によってメリットが変わりすが、つなぎ融資を利用すれば、頭金なしでもフラット35が最もメリットがあります。

 

2021年6月の住宅ローン金利の動向を総括

現在の金利は、最低水準であり、今月も変動金利、固定5年・10年は、この水準を保っております。

しかし、いつまでもこの状況が続くことは、ありえません。

この低金利の状況では人気の変動金利ですが、金利が上がると魅力は少なくなります。

そして、金利の上昇が始まりましたら、変動金利よりも固定金利のメリットを意識しましょう。

 

現在、日本銀行の金融政策により金利約1%程度に抑えられていますが、金融政策が変更されれば、少なくとも1% 程度の上昇が予想されます。

そうなれば、変動金利や期間の短い固定金利は、たちまちに超長期金利を追い抜かしてしまうほど、金利差が小さいことを認識しましょう。

住宅ローンの金利が最低水準の状況の現在は、今後の金利上昇に向けて、超長期固定を低金利で住宅ローンを組める、最後のチャンスかもしれませんので、ご検討下さい。

ですので、今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、フラット35は、借入時から完済時まで全期間固定型の住宅ローン商品なので、今借り入れた方は35年後の完済時までずっと低金利の恩恵を受けられる…というメリットがあります。

いくら借入時の金利がいくら低くても、何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…そうなってしまっては元も子もありません。

目先の数字にとらわれず、しっかりとそれぞれの住宅ローン商品のメリット・デメリットを理解し、家族のライフプランに合った住宅ローンを選択しましょう!

 

※下記のサイトにて、フラット35の金利推移をご確認いただけます。

現在がどれほど低金利であるか? ご参照くださいませ。

http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top

フラット35の利用を予定している方、住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、いずれにしても、早めに行動へ移すことをお勧めします!

 

最後に、金利は上昇傾向ですが2021年6月の住宅ローン金利は、まだ低水準で推移しております。

現在購入を検討している方はもちろん、住宅ローンを借り換えのタイミングを見極めているという方にとって、金利が低い今月は、検討する価値があります。

住宅ローン金利が低水準にある、この機会を見逃さないようにしましょう。

それでは、また。

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