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気密測定・高気密住宅

こんにちは!HARMONYハウスプランナーの箸中です。

今回は建物でよく見かけるC値と言われるものについて少しお話させていただきたいと思います。

まず、C値とは

C値とは、住宅における相当隙間面積のことです。建物全体にある隙間面積(㎠)を延床面積(㎡)で割った数値で、建築した建物の気密性能を指標として用いられています。

住宅の気密性能を表す指標として「住宅に係るエネルギーの合理化に関する建築主の判断の基準」

(省エネ法)で用いられていますが、2009年(平成21年)に改訂された際に、気密住宅の規定および数値基準は削除されたのですが、2013年に省エネルギー基準が改訂されて以降は、建物と設備機能を一体化して建物の「一次エネルギー消費量」を評価する指標が使われるようになり、気密性のC値よりも断熱性のUA値が重要視されるようになりました。

これが最近流行りの、HEAT20と言われるものになります。これはまた別のブログでお話させてもらいますね。

高気密住宅のメリットもまとめてみましたので、ご覧ください!

省エネルギー性: 気密性能の高い家は外部からの熱や冷気の侵入を最小限に抑えるため、冷暖房のエネルギー消費を減らすことができます。結果として、エネルギー料金が低減し、家の運用コストが抑えられます。

高気密住宅のメリット②

快適性: 気密性の高い家は室内の温度や湿度を一定に保ちやすく、外部からの気流や不快な風やほこりを軽減します。また、HARMONYの標準は無垢の床塗り壁を採用することにより湿度の調整もでき快適な居住環境が提供されます。

高気密住宅のメリット③

健康性: 気密性の高い家は室内の空気品質を維持しやすく、外部からの有害な物質や花粉などの侵入を防ぎます。また、急な温度差によるヒートショックなどになりずらく、死亡リスクも下がります。

高気密住宅のメリット④

静音性: 気密性の高い家は外部からの騒音を遮断しやすく、静かな居住環境を提供します。

ただ、気をつけてもらいたいのが、、、

気密性を高めた住宅を建てる際の注意点として考えられるのが「シックハウス症候群」の危険です。

シックハウス症候群とは、建材に使用された化学物質が揮発し、その汚れた空気を私たちが吸い込むことで発生する体調不良のことです。

具体的な症状としては、

・目がチカチカする

・頭痛やめまい

・吐き気

・鼻水

などがあります。

気密性を高めた家づくりをしたばかりに、汚れた空気が充満しやすくなってしまうことも考えられるのです。

高気密住宅でもシックハウス症候群を予防するには

壁や床などに使用するすべての建材を安全な自然素材を使用することで高気密住宅による健康被害を予防することができます。

自然素材は、建材そのものが呼吸し調湿効果を発揮してくれるので、いつも室内が快適な温度湿度に保たれます。

シックハウス症候群などの健康被害はもちろんのこと、快適さと言う面でも自然素材は非常におすすめです。

今回気密測定を行ったモデルハウスの壁材をチラッとご紹介

無垢板を壁に張った施工をすることで、お家全体に全体的に木の香りが漂い非常にいい空間となっておりました。

実はこのモデルハウス建て売りとして購入もできます。URLも貼っておきますのでチェックしてみてください。

https://www.athome.co.jp/kodate/6981321353/?DOWN=8&BKLISTID=011DPC&SEARCHDIV=2&sref=member

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Writer

箸中 大将

箸中 大将

DAISUKE HASHINAKA

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