2024.6.16 日
三重県用住宅
HARMONY営業部の松井です。
今回の記事は「三重県用住宅」をテーマに弊社が先日行った社内ミーティングの内容からサッシを中心とした情報を紹介させていただきます。
当日のミーティングはサッシを取り扱うYKKAP様、換気システムを取り扱う日本住環境株式会社様・建材全般を取り扱うゴトー商会様・グループ企業のLIFE QUARTETが集いました。
合同ミーティングでは「三重県用住宅」と「これからの住宅」について語り合いました。
内容はかなり濃く、長時間に及ぶミーティングでしたので全てをお伝えすることは難しいですが、とにかく何がBESTなのかと考え尽くす会でした。
脱炭素社会が進み、2025年には省エネ基準適合義務化、2030年度を目途に省エネ基準をZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の水準引き上げなどが2050年カーボンニュートラルの実現に向けて取り組まれていきます。
この取り組みに伴い、断熱性能(外皮平均熱貫流率/Ua値)をどこまで目指すかなども住宅業界では検討を重ねています。
住宅の断熱性能をあげるには何が一番効率的なのか。
サッシの強化を行うことが比較的効率が良い印象です。
サッシのサンプルを用いて比較を行った写真がこちらです。
室内と室外の温度差を演出するため、ドライアイスを置いています。
左)アルミ樹脂アングル
中)APW310
右)APW330
結露の出方にも違いがあります。
アルミ樹脂アングルとAPW310は目に見えない部分にも結露が行き届いてしまっています。
ドライアイスを使用しているため極端ではありますが、冬場の寒い時期はこのように室内と室外の温度差からサッシ回りに結露が起こりベタベタになってしまう可能性があります。
これからもどんどんお家の性能を見直さなければならないことになるかと思いますが、良い物を無駄に求めすぎてオーバースペックになり、費用的な部分で負担になるようではいけないと考えています。
ですので、お客様も「三重県に住む」ということをまずは意識しながらご相談を行っていただければと思います。
YKKAPの方も「三重県には三重県に適したものがある」とおっしゃっていました。
しっかり考え抜いた提案として受け止めていただければ幸いです。
日本の住宅の未来を考える「2050 STANDARD HOUSE PROJECT」にも継続して取り組んで参ります。
お客様が快適に安心して暮らせる住宅を目指し続けます。
松阪店店長
松井 司
TSUKASA MATSUI