COLUMN

住宅コラム

玄関まわりのプランやデザインは、住む人の家への思いや暮らし方なども伝わってくるものです。

新築やリフォームの際には、玄関扉や床材などにこだわる方も多いでしょう。

特に、玄関の床、三和土(たたき)とも呼ばれる土間部分やポーチスペースは、選ぶ素材によって、日々の使い勝手はもとより、

空間の印象も左右するものです。一戸建てであれば、玄関ポーチ(屋外)から室内の土間部分まで同じ素材、仕上げとして、空間のつながりや広がりを持たせるプランが多いでしょう。

※ちなみに三和土とは、土やコンクリートで仕上げた土間床のことを指す。

本来は、土に石灰や水などをまぜて練ったものを塗り、地盤を固めるために、たたいて仕上げたもののことです。

一般的な、主な素材は

一般的な住宅の玄関やポーチの床の仕上げ材には、タイルや石、モルタルなどがありますが、多くみられるのはタイルです。

柄や色、サイズ、価格のバリエーションも豊富で、どんなデザインの住宅でも取り入れることができる素材でしょう。

陶磁器のようなすっきりとしたもの、自然石のような風合いのタイプ、ナチュラルな雰囲気のテラコッタタイルなどもみられます。

各メーカーからは、サイズや色、価格も含め多種多様な商品が提案されており、さまざまな空間に合わせて選ぶことが可能でしょう。

使用する場所に適した性能を持つ商品を選ぶ

玄関まわりに限ったことではありませんがタイルを検討する際には、使用する場所に適した性能を持つ商品を選ぶのが基本です。

カタログなどには、商品ごとに「屋内壁」「屋内床」「屋外壁」「屋外床」などに用いることが適しているか、記号(◎や○、×など)で表現されています。

玄関ポーチであれば、土足で歩行することができ、水濡れにも対応できる性能を持ち合わせている「屋外床◎」のタイルを、三和土部分の場合は、「屋外床○か◎」のタイルから選ぶようにしましょう。

商品によっては、同じシリーズで揃っているケースもあります。

また、最近では、リフォームしやすい商品もみられます。

既存のタイルの上から貼ることができるもので、大掛かりな工事をすることなく、玄関のイメージを一新することが可能でしょう。

色や風合いも多種多様!玄関扉や内装材とコーディネートも

タイルの風合いもさまざまで、光沢のあるタイプやマットなタイプ、天然石のような色が混ざったようなものもあります。

玄関まわりに多く用いられるのは、ホワイト系やベージュ系、グレー系など比較的すっきりとしたものです。

洋風でも和風でもどんなデザインの外観にも馴染みやすく、コーディネートしやすいのがその理由でしょう。

濃い目の色合いを選び、モダンな雰囲気を持たせたり、和のテイストを表現することも可能です。

いずれにしても、タイル単体で検討するのではなく、外観デザインや玄関まわり全体の雰囲気、玄関扉や収納扉、玄関の内装などを考慮して選ぶことが大切です。

空間に適したサイズを!色や貼り方にも配慮する

タイルのサイズは、10センチ角程度のものから60センチ角を超えるものまで、さまざまなタイプが揃っています。

アクセントになるようなモザイクタイルもみられます。

選ぶ際には、玄関まわり全体の広さを考慮して選ぶことが基本です。

一般的には、10~30センチ角程度を用いるケースが多くみられますが、ある程度の広さがあるのであれば、斜めに貼ったり、色やサイズの異なるタイプを組み合わせるなど、貼り方にも個性を出してもいいでしょう。

大きなサイズの方が豪華な雰囲気になりますが、スペースが狭いとその良さを生かすことができない場合もあるので注意が必要です。

安全性を考慮して、滑りにくいタイプを選ぶ

玄関まわりは、家族だけでなく、お客様も気持ち良く、安全に迎えることができるスペースにしておきたいものです。

床材を選ぶ際には、素材としての耐久性や美しさはもちろんですが、忘れずに確認したいのが、滑りにくさでしょう。

玄関まわりに適した機能を持つ商品を選べば、基本的には、滑りにくいタイプとなっていますが、小さなお子さんや高齢の方がいらっしゃるご家庭は充分な配慮をしましょう。

濡れた靴でも滑りにくい素材であるかどうか、しっかりと確認するようにしましょう。

汚れにくさ、掃除のしやすさも重視する

安全性と同様に配慮したいのが、掃除のしやすさでしょう。

三和土やアプローチは、埃や靴に付いた泥、雨などで汚れやすい場所です。

汚れが目立ちにくく、汚れても落としやすいことは、美しい空間を保つためにも重要なポイントです。

一般的にすべりにくい特徴を持つタイルは、表面が凸凹しているので、どうしても汚れが付着しやすくなるようです。

美しく保つためには、こまめなお手入れが必要なのは否めませんが、

一般的に、白や黒のタイルに比べ、グレー系やベージュ系の方が泥汚れが目立ちにくいといわれています。

一般的なタイルのお手入れは、汚れが溜まりやすい目地の部分の埃を取り除き、必要であれば雑巾で水拭きをしましょう。

デッキブラシでの水洗いや洗剤等での洗浄なども挙げられますが、選んだ商品に合わせたお手入れ方法を事前に確認しておくことも大切です。

商品によっては、汚れがつきにくい独自の加工を施したタイプもみられます。

ショールームで確認を

モデルハウスなども参考に商品を選ぶ際には、カタログだけでは色合いや素材感は判断できないので、必ず実際の商品を確認することにしましょう。

ショールームで比較検討したり、見本を取り寄せてみてもいいでしょう。

太陽の光による色味の違いもあるので、できれば、施工現場で外壁材などと合わせて確認することをおすすめします。

モデルハウスや分譲住宅などで気にいったコーディネートがあれば、写真を取るなどして残しておきましょう。

分譲住宅の場合は、現実的な空間スペースに施工してあるので、サイズや貼り方などの参考になるでしょう。

それでは、また!

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