2024.5.2 Thu
- 家づくりの疑問
耐震等級3はどれくらい?地震に強い家づくり
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地震に負けない住まいづくりをする上で、注文住宅に取り入れられている技術は、主に「耐震」「制震」「免震」の3つ。
それぞれの技術にどんな効果があるのかを見てみましょう!
地震に強い3つの技術とその違い
倒壊しないように耐える 耐震技術
地震の力に対して構造体の力で倒壊しないように耐える技術です。
現行の建築基準法では、すべての建物に耐震性能が義務付けられているため、耐力壁、筋交いなど、在来工法に広く取り入れられており、この技術はいまの建物には必須の要素といえます。
HARMONYでは、伝統技術と先進技術の双方に目を配り、多くの素材・工法の優れた部分を掛け合わせた技術を採用しています。
木造軸組工法に従来の筋交いを施すだけでなく、土台と柱、そして梁を一枚の体力面材で結合した「ダブルストロング工法」で地震の強い力を分散し、より優れた耐震性を実現しました。
受け止めて静める 制震技術
建物の倒壊を防ぐため、地震のエネルギーを制震装置が素早く静める仕組みです。
損傷しやすい柱間、壁などに「制震パネル」や「ダンパー」を設置し、揺れのエネルギーを熱に変換するなどして吸収します。
HARMONYでは木造軸組工法に従来の筋交いを施すだけでなく、土台と柱、そして梁を一枚の体力面材で結合します。
地震の強い力を分散し、より優れた耐震性を実現しました。
揺れそのものを軽減する 免震技術
地盤と建物の間に免震装置を設置して、地震の揺れがそのまま建物に伝わらないようにする構造。
揺れを1/10程度に軽減するとされています。
壊れないことを目指す耐震技術(耐える)に対して、建物が地震力をなるべく受けない(免れる)ことを目指す技術です。
HARMONYの住宅は耐震等級3を取得可能
建物の強さを表す目安として、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(品確法)の定める耐震等級があります。
最低の基準が建築基準法レベルの建物強度で、数百年に1度程度発生する震度6~7の地震に対し倒壊・崩壊しない程度です。
これを等級1とし、その1.25倍の強さがあれば等級2とし、1.5倍の強さがあれば等級3と表
示されます。
HARMONYの住宅は耐震等級3を取得しています。
地盤調査&地盤改良
建設予定地の地盤が軟弱地盤であると判明したときには、補強や改良などの対策を行わなくてはなりません。
地震に強い家を建てるためには、土地に適した設計や構造計算が必須です。
基礎部分
建物の重さに耐え、地震などで上下左右へ大きな力が加わったとき、建物が踏ん張れるような構造が求められます。
布基礎やべた基礎、逆べた基礎、深基礎など、さまざまな形状があります。
設計基準強度より強固なベタ基礎
床下にコンクリートを敷いているので、地中からの湿気が住宅に伝わりにくいため、木材の腐食やシロアリ被害のリスクが低くなります。
地震で潰れない家を建てるのは、建築会社の使命です。
いつきてもおかしくない大地震。予測できないからこそ、どういう家を建てればいいのか知識と対策が求められます。
三重で地震に強い家をつくるならHARMONYの〈地震に強い家づくり相談会〉にぜひご参加ください。