2023.2.1 Wed
- 趣味・ライフスタイル
一歩踏み入れたら世界が変わる暮らしの道具店「and bull」
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一歩踏み入れたら世界が変わる暮らしの道具店
「and bull」
思いがけないモノとの出会いを求めて
伊勢市御園町の田んぼ道にポツンと佇む、白い倉庫。
何気なく通り過ぎてしまいそうですが、お店の前に置かれた家具に気になって思わず立ち寄ってしまう方もちらほら。
そんな雰囲気に誘われ中に入ると、ずらりと並ぶアンティーク家具や雑貨の品々にびっくり!
倉庫を改装したような店内には、オーナーさんが厳選した感性をくすぐるような古道具が並んでいます。
家具職人のご主人と、古道具好きの奥様のご夫婦二人で営む暮らしの道具店「and bull」さん。
昔から古いものを二人で巡るのが好きで、2年半ほど前にこの地で念願のお店をオープンしたそう!
幅広い商品群でぶらりと見るだけでも楽しい!
温かみにあふれた古道具のほか、ノスタルジックな照明や食器、古着やブローチなど…扱われている商品は実に多数。
国内各地から買い付けられている雑貨がここにはたくさん集められています。
掘り出しものもいろいろ!
見た目が味わい深いだけではなく、実際に使えて、毎日の暮らしを楽しめるアイテムがセレクトされています。
同じアイテムでも見る人によって価値は違うし、“好き”と思う気持ちも人それぞれ。
and bullさんが掲げている「“価値”より“好き”の集合体」という言葉がしっくりと心に響きます。
同じモノは二度とないのが古道具の魅力
長い年月と人の手を経て独特の味わいを携えている古道具。
さまざまな縁とストーリーを秘めたアイテムには、時代を越えても変わらない魅力があります。
同じものが他とないところもその魅力の一つ。
量産型がスタンダードなこの時代、古道具の愛らしさが染み渡ります。
「経年変化も感じられる」とオーナー様は語ります。
色が変わってしまったり、傷がついてしまったのも長きに渡って愛されて使われた証拠。
オンラインショップを行なっていないのは、店内で直接見て触って感じてほしいという気持ちも込められています。
誰でも入りやすいオープンな空間に
倉庫を選んだ理由をお伺いすると「建物ではなく場所で選んだ」とオーナーさん。
周りに何もない場所をあえて選び、たまたま気に入って選んだところがこの倉庫だったそう。
お店は夏でも冬でも、扉を開けてオープンな空間に。
かしこまった雰囲気をとっぱらって、どんな方でも気兼ねなく遊びに来てほしいという気持ちからこのスタイルになったのだとか!
扱うアイテムだけでなく、その居心地の良い空間にファンになるお客様も多数いらっしゃいます。
温和な人柄で迎えてくれるオーナーさんにも来る人みんな笑顔になっちゃうこと間違いなし。
and bullさん名物!?の熱いお茶。お心遣いがなんとも嬉しいですね。
毎回行くたびに新しい発見がある面白いお店
お店がお休みの日はほとんど買い付けに行くことが多いそうで、一回のタイミングでごっそりアイテムも変わってしまうんだとか。
だからこそビビッときたものには運命を感じてしまいます。
誰かに愛用されていたアイテムが巡り巡ってあなたの手に渡る。
使い捨て時代の今、大切なものを教えてくれる場所「and bull」さん。
そんな“思いがけない出会い”を求めに、覗いてみてはいかがですか?