2025.2.25 Tue
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近年増加中の〇〇のない暮らし。生活アイテムを見直すと暮らしはどう変わる?

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近年、これまで当たり前に使っていた家具や家電を見直して「暮らしに本当に必要なもの」で家づくりをする方が増えています。生活を丁寧に見つめ直し、「なくても困らないもの」や「代わりになるもの」を見つけられれば、暮らしはより豊かになるかもしれません。
この記事では、近年注目を集めている「〇〇のない暮らし」についてご紹介します。よりシンプルで心地よい暮らしづくりのきっかけとして、ぜひ参考にしてください。
〇〇のない暮らしの魅力とは?

これまで当たり前に使っていたものを手放すことは、確かに勇気のいる選択です。しかし、その一歩を踏み出すことで、以下のようなメリットが得られるかもしれません。
- 無駄な出費を抑えられる
- 空間にゆとりが生まれる
- 本当に大切にしたいものが明確になる
まず〇〇のない暮らしを送ることで、無駄な出費を抑えられます。浮いた予算は、より質の高い設備投資や将来への備えに回すことができ、新しい可能性が広がるでしょう。
また大きな生活アイテムを手放すことで、空間を広々と使えるようになるメリットも。〇〇のない暮らしをイメージして家づくりができれば、間取りや家具コーディネートの自由度も高まります。他にも本当に大切にしたいものが明確になるなど、思いがけない豊かさに気付けるかもしれません。
では具体的には、どんな〇〇のない暮らしが人気なのでしょうか?次の章からは、近年注目を集めている「ソファのない暮らし」「テレビのない暮らし」「ダイニングテーブルのない暮らし」について詳しく解説していきます。
のびやかな空間を生む「ソファのない暮らし

リビングの主役として君臨してきたソファ。しかし近年は、あえてソファを置かない選択をする家庭が増えています。ここでは、ソファのない暮らしのメリット・デメリットと代わりになるくつろぎアイテムを紹介します。
ソファのない暮らしのメリット
ソファのない暮らしのメリットは以下の通りです。
- 空間が広くなる
- 掃除がしやすくなる
- 子どもやペットがのびのび遊べる
- ソファの汚れや傷などの心配がなくなる
大きな家具であるソファを置かないことで、リビングは驚くほど広々とした空間へと生まれ変わります。掃除の際もソファを動かす必要がなく、ソファの下に溜まりがちなホコリの心配もありません。
さらに空間が広くなることで、子どもたちやペットが遊びやすくなるのも嬉しいポイント。ソファの汚れや傷みの心配もしなくて済むので、ストレス軽減にもつながります。
ソファのない暮らしのデメリット
ソファのない暮らしはすっきりとした空間使いや生活スタイルを送れる一方で、デメリットも存在します。
- くつろげるスペースが限られる
- 床に座る場合は体に負担がかかる
- 来客時のおもてなしがしにくくなる
ソファを手放すことで、ゆったりとくつろげる場所がなくなります。長時間床で過ごすのは体への負担も気になるため、特にお年寄りのいるご家庭や来客の多い家庭では、別のくつろぎスペースを用意する必要があるでしょう。
おすすめの代替アイテム
ソファのない暮らしでは、以下のようなアイテムや設備の導入をおすすめします。
- ビーズクッション
- 折りたたみイス
- 小上がり
体をすっぽり包むビーズクッションなら、ソファに負けない快適さを実現できます。折りたたみイスなら、広々とした空間を保ちながら必要な時だけ座る場所を確保できて便利です。
また、リビングの一角に小上がりスペースを設けるのもおすすめのアイデア。腰掛けや寝転がりスペースとしても活用でき、扉付きなら客間としても活用できます。
すっきりとした空間演出を叶える「テレビのない暮らし」

「部屋をすっきり見せたい」「リアルタイムでテレビ番組を見ない」などさまざま理由から、近年増加傾向にあるテレビのない暮らし。ここでは、テレビのない暮らしのメリット・デメリットと、おすすめの代替アイテムをご紹介します。
テレビのない暮らしのメリット
テレビのない暮らしには、以下のようなメリットがあります。
- 生活感がなくなる
- NHKの受信料を払わなくてよくなる
- スマートフォンがあれば情報収集にも困らない
大きな画面と存在感のあるテレビをなくすことで、日常的な生活感が消え、すっきりとした印象の空間になります。テレビを持たないので、NHK受信料の負担もなし。必要な情報はスマートフォンやタブレットで手軽に入手できるため、特に若い世代はテレビがなくても不便に感じることは少ないでしょう。
テレビのない暮らしのデメリット
テレビのない暮らしのデメリットは以下の通りです。
- スマートフォンに依存しやすくなる
- テレビ番組をリアルタイムで視聴できない
- 家族と同じ話題でコミュニケーションをとりにくくなる
テレビのない暮らしを送る場合、スマートフォンの使いすぎには注意が必要です。またテレビ番組をリアルタイムで見られないこともデメリットの一つ。最近は見逃し配信サービスも充実していますが、多くは放送後から数時間後の配信となっています。
他にも、家族みんなで同じ番組を見ながらわいわい話す、そんな団らんの時間が減るのは少し寂しいかもしれません。
おすすめの代替アイテム
テレビのない暮らしを送りたいものの、やはり大画面で映像を楽しみたいという方には「プロジェクター」の導入がおすすめです。
白い壁に映像を映し出すプロジェクターは、必要な時だけ使用するため生活感が出ないのが嬉しいポイント。高性能なスピーカーと組み合わせれば、プライベートシアターのような贅沢な時間を過ごせます。NHKの受信料が発生しますが、テレビチューナーに接続すればテレビ番組も楽しめますよ。
空間を最大限に活かす「ダイニングテーブルのない暮らし」

食事をするスペースとして多くのご家庭で設置される「ダイニングテーブル」ですが、置かない前提で家づくりをすると空間の可能性は大きく広がります。ここでは、ダイニングテーブルのない暮らしのメリット・デメリットと、おすすめの代替アイテムをご紹介します。
ダイニングテーブルのない暮らしのメリット
ダイニングテーブルのない暮らしのメリットは、以下の通りです。
- 見た目的にも体感的にも開放感が生まれる
- 掃除がしやすくなる
- 床座スタイルなら来客時も柔軟に対応できる
大きく場所を取るダイニングテーブルをなくすことで、見た目的にも体感的にも開放感が生まれます。わざわざテーブルや椅子の合間を縫って掃除する手間もなくなるので、掃除の負担も大幅に軽減。ダイニングテーブル代わりにリビングテーブルを利用すれば、来客時も床座スタイルでみんなで囲めます。
ダイニングテーブルのない暮らしのデメリット
ダイニングテーブルのない暮らしを送る場合、以下のようなデメリットがあります。
- 立ち座りの動作が多くなる
- リビングテーブルを利用する場合、小さな子どもの手が届きやすい
ダイニングテーブルをなくし、床座スタイルがメインになると、立ち座りの負担が増えるデメリットがあります。低いタイプのリビングテーブルを代わりに使用する場合は、小さな子どもの手が届くリスクも。目を離している間にテーブルの上のものを触ってケガをする危険性もあるので、安全面への配慮が必要です。
おすすめの代替アイテム
ダイニングテーブルをなくすと空間を広く使えるようになりますが、食事をするスペースは必要です。リビングテーブルでは不十分な場合は、以下のような代替アイテムの導入を検討しましょう。
- カウンターキッチン
- 折りたたみ式テーブル
対面式のカウンターキッチンなら、省スペースながら十分な食事スペースを確保できます。ダイニングテーブルと同じように高さがあるので、立ち座りの負担も少なく、小さな子どもがテーブルの上のものを触る心配もありません。
さらに調理しながら家族との会話も弾み、配膳もスムーズに。折りたたみ式のテーブルを組み合わせれば、急な来客にも柔軟に対応できます。
それぞれの暮らしに合った家づくりは、HARMONYにお任せください

暮らし方は、時代とともに変化するもの。ご家庭ごとにライフスタイルも異なるので、「これが正解」というものはありません。
そこで大切になってくるのが「自分たちらしい住まいの在り方を見いだす」こと。不要なものは置かない、もしくは暮らしに馴染む別のアイテムを取り入れることで、もっと快適な暮らしが見えてくるはずです。
HARMONYは、そんなあなたらしい住まいづくりを応援します。三重県で新築をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。ご家族ごとのライフスタイルを丁寧にお伺いし、それぞれの暮らしに合ったご提案をさせていただきます。
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