2026.3.10 Tue
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2026年春のトレンドは「手触り」と「丸み」。自然素材の家を彩る最新インテリアコーディネート

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2026年の住宅デザインは「心安らぐ」「人間らしさ」が大きなテーマです。
膨大な情報が指先ひとつで手に入る、便利な時代。一方で、どこにいても情報に追われて、疲れてしまった人も多いのではないでしょうか。スマホやタブレットなどの平たい画面に映し出される世界を、どこか冷たく感じてしまう人もいるかもしれません。
家にいる時間だけは、心も身体も安らぐ、人間らしい空間で過ごしたい。
そんなデジタル社会への反動として注目されているのが、今年の住宅トレンドです。
本記事では、2026年の住宅デザインのトレンドを表す3つのキーワードを手がかりに、2026年らしい住まいづくりのヒントと実例をご紹介します。
2026年の住宅デザインのトレンド
2026年の住宅トレンドキーワードは「タクタイル(触感)」「角を落とした丸み」「アースカラーの深化」。以下で、具体的な取り入れ方も合わせて解説していきます。
トレンド1.素材や手作業の質感を味わう「タクタイル(触感)」

「タクタイル(触感)」とは、見た目の心地よさだけでなく、実際に触って感じる心地よさを重視したデザインの考え方のことです。
技術の発展により利便性が高まる一方で、デジタル画面だけで大抵のことが完結できてしまう時代。便利になっているはずなのに、心はどこか疲れている…そんな日常への反動として、タクタイルの考え方が生まれました。
例えば、
- ツルッとした合板フローリングではなく、凹凸や温かく柔らかい足触りを感じられる無垢床
- クロスではなく、手仕事の跡を目でも肌でも味わえる漆喰の壁
といった素材の選び方がおすすめです。
無垢床も漆喰壁も、自然のもの・人間の手作業によるものなので、どれ一つ同じものはありません。木目や塗り跡のちょっとした表情の違いが、心を満たしてくれます。
家全体でなくても、空間の一部に「触りたくなる」部分を作るだけで、家にいるときの安心感が大きく変わります。特に子育て世帯や在宅ワークが増えたご家庭では、触れる時間の長いダイニングチェアやデスク、ドアノブなどをタクタイルな素材に変えるだけで、家全体の心地よさを底上げできます。
トレンド2.「角」を落として「丸み」をまとう空間づくり

ここ数年は直線的でシャープなデザインが人気でしたが、2026年はその反動として、彫刻のように滑らかな丸みに注目が集まっています。
例えば、
・角を丸めた造作カウンター
・柔らかな曲線を描くR(アール)壁・開口
といったデザインがおすすめです。
これらの丸みを帯びたデザインは、木や土などの自然素材と、細部まで調整ができる職人技があってこそ実現できるもの。
とはいえ、床や壁といった大きな部分をすぐに変えるのは現実的でない場合もあります。
・丸テーブルや、角を丸くしたテーブルを選ぶ
・丸みのあるソファやクッションを取り入れる
・照明で丸みを取り入れる
など、家具や雑貨で「丸み」を加えていくこともできます。
ふと目につく部分に、緩やかな曲線があるだけでも、ほっと心が落ち着きそうです。
トレンド3.アースカラーの深化

アースカラーはここ数年もトレンドでしたが、2026年はさらに深みのある色が人気になっていきそうです。
より自然の色に近く、自然を感じられる色味「セージグリーン」「テラコッタ」「クレイ(粘土色)」などが一例になります。
パントン社(「色の世界標準」を決めるアメリカの会社)が発表した2026年の色は「クラウド・ダンサー」。真っ白すぎず、静寂を感じさせるニュートラルカラーです。
前述の温かみのある「タクタイル(触感)」や「丸みのあるフォルム」と組み合わせることで、一層落ち着いた空間を作り上げることができます。
漆喰をベースにしたHARMONY独自の塗壁「HARMONYウォール」は、まさにクラウド・ダンサーのように、温かみのある白が特徴です。
ホワイトの塗壁をベースに、テラコッタのタイルや優しいベージュのリネンカーテン、オリーブ色のクッションを重ねる。自然の気配を身近に感じられる、2026年らしいカラーで空間全体をコーディネートするのもおすすめです。
3つのトレンドに共通しているのは、「目を引く派手さ」よりも、毎日を穏やかに過ごせることを大切にしている点です。手触りのいい素材や角を落としたかたち、自然を思わせる色合いは、どれも暮らしの背景としてじわじわ効いてくる要素です。
2026年のトレンドを取り入れた自然素材の家の事例
ここからご紹介するのは、「触感を味わえる素材づかい」「丸みを帯びたフォルム」「深みのあるアースカラー」といった2026年の住宅デザイントレンドを取り入れたお住まいです。
心が安らぐことを大切にした2026年のトレンドは、HARMONYが得意としている自然素材との相性も抜群。トレンドのデザインと自然素材のよさを、それぞれのお住まいがどのように組み合わせているのか、具体的に見ていきましょう。
事例1.「ヌック(小空間)」に丸みをプラス。リラックスできるLDKがある住まい

LDKの中に、ヌックとワークスペースを設計。ご家族それぞれが好きな場所でくつろぎながらも、お互いの気配を感じられるお住まいです。

LDの床には表情豊かな木目を感じられる無垢材を採用。テレビ裏の壁面収納やダイニングテーブルも木材で揃え、空間全体で自然素材の温かみが感じられます。

小上がり和室のヌックの入り口には、柔らかいフォルムのR開口を採用。畳の柔らかさと相まって、安心してリラックスできる空間に仕上げています。段差に腰掛けたり、おこもりして読書をしたり、さまざまな使い方が可能です。

キッチン横のワークスペースの壁紙には、赤みを帯びた柔らかいブラウンを使用。白の壁紙を基調とした空間の中でアクセントカラーとして効きながらも、温かみのある雰囲気に自然に溶け込んでいます。
LDKと地続きの場所にありますが、目の前の壁色が違うだけで、作業に集中する切り替えスイッチにもなりそうです。
こちらの施工事例を見る>思いやりの線を描く、優しさが通う家
事例2.室内外の境界を曖昧に。自然とともに暮らす住まい

庭に向かって壁一面に広がる大きな窓が特徴の、平屋のお住まい。流行の「クラウド・ダンサー」の穏やかな白で統一された空間に、窓から入り込む光がより一層柔らかさを与えています。

リネンカーテンやカーペットなども、穏やかなアースカラーで統一。ダイニングテーブル・チェアやソファも丸みを帯びたフォルムで、安心できる空間です。

キッチンの背面には、くすみの入った落ち着いた緑色のアクセント壁紙を使用。室内に置かれた観葉植物や、大きな窓から見える自然豊かな風景とマッチし、大きな窓からどこまでも空間が広がっていくような印象に。
室内外の境界を曖昧にし、まるで自然と一緒に暮らしているような空間は、2026年のトレンドの一つ「バイオフィリック・リビング(自然とつながる暮らし)」を体現した例とも言えます。家の中にいながらも、天気や季節の変化を味わいながら、心をゆるめて過ごせる空間です。
こちらの施工事例を見る>緑の風がぬける悠々自適な暮らしの平屋
事例3.自然素材と丸みにこだわった、温かみのある空間

自然素材をふんだんに使用した、素材のぬくもりに包まれる空間が特徴のお住まい。床だけでなく、建具やキッチンの腰壁、天井にも同じ木材を使用し、目でも、肌でも、素材の手触りを楽しめます。

また、至る所に丸みを取り入れているのも特徴です。ダイニングテーブルだけでなく、キッチンや和室の照明も、丸みのあるフォルムを採用。


キッチン・土間収納・廊下の入り口には、柔らかな曲線を描くR開口を施し、玄関の壁のニッチの角も、丸く加工しました。
触れるたび、歩くたびに身体の力が抜けるような、穏やかな心地よさに満ちた空間です。日々の暮らしの中で、その心地よさが少しずつ積み重なり、「この家で過ごす時間が好きだ」と感じられるようなお住まいです。
こちらの施工事例を見る>和らかな木のぬくもりを感じる自然素材の家
最新のトレンドを取り入れつつ、何十年先も愛せる家を

間取りや構造だけでなく、床や壁、開口の形、色の重ね方まで、自然素材をベースにじっくり選んでいく。そうして自分たちらしい一軒をつくっていけるのは、注文住宅ならではの楽しさでもあります。
トレンドは移り変わりますが、本物の素材が持つ心地よさは永遠です。2026年の感性を取り入れながら、何十年先も愛せる家づくりをHARMONYで共に考えてみませんか?最新のトレンドを取り入れながらこだわって家づくりをしたいと思われた方は、ぜひHARMONYのモデルハウスへお越しください。
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