2022.1.12 Wed
三重の伝統工芸!格別なおいしさ♡土鍋でごはん

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三重の伝統工芸!格別なおいしさ♡土鍋でごはん


– 三重の伝統工芸 萬古焼って? –
萬古焼(ばんこやき)とは三重県四日市市で作られている陶磁器のこと
四日市発祥で、300年ほどの歴史があります。
現在のおもな産地は四日市市と菰野町で、100を超える窯元や問屋が所在
1979年に伝統工芸品に指定された三重県を代表する産業のひとつです
萬古焼の特徴

萬古焼は耐熱性に優れているのが特徴です。 これは原料の陶土に含まれるリチウム鉱石の働きによりますこの鉱石が陶土中に40%以上含まれるため、空焚きや直火にも強い耐熱性のある商品に♩ 萬古焼の代表的な商品は、土鍋と急須
なんと土鍋は日本国内のシェア約8割を占めるほど!

土鍋は熱伝導性が低く、内部が温まるまでに時間がかかります
一見デメリットのように思えますが、温度が上昇する間にお米の旨み成分をしっかり引き出してくれるんです!
また保温性が高いので、むらなくふっくら炊き上げられるのもうれしいポイントです
土鍋を使ったごはんの炊き方
お米を研いで浸水させる

炊飯器で炊く時と同じように、まずはお米を研ぎましょう。 お米を研ぐ際は土鍋を使用せず、ボウルを使って行います! 夏は30分程度、冬は1時間程度浸水させますお水は1合に対して200mlが目安で、2合なら400mlの水に浸けます
中火で沸騰させる

浸水が終わったら、お米と水を土鍋に移して火にかけましょう中火で水が沸騰するまで加熱します。 蓋を少しあけておいて、中の様子を確認できるようにしておくとよいでしょう◎
弱火で10分、強火で少々

沸騰したら、蓋をしっかり閉めて火を弱火にします。 そのまま10分間加熱しましょう10分経ったら強火で10秒〜1分ほど加熱し、おこげ加減を調整します♩ 鍋やコンロによって出来上がりが変わるので、 まずは10秒で試してみて足りなければ 時間を延ばし、お好みのおこげ加減を見つけましょう
火を消して10分蒸らす

そして火を消して、10分間蒸らします。
蓋を開けると、おこげの香ばしい香りとお米の甘い香りが漂います
地元の伝統工芸品でおいしいごはん

土鍋でごはんを炊くのは大変そう...と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、 実は炊飯器よりも早く炊けるうえに、よりおいしく炊けます三重県の伝統工芸品を使って、毎日の食事をより楽しみましょう♩