2024.5.03 金
お引渡しおめでとうございます
こんにちは。
津店設計の藤林です。
最近お引渡ししたお家の一部ご紹介させていただきます。
まずはK様邸(お引渡しおめでとうございます。)
ファサードに杉の羽目板を使用しナチュラルな外観としました。
屋内に東~南からの日差しを取り込む、且つ、真夏の暑い日差しは遮るといった計算のもと、
軒天と袖壁を斜め施工としました。
玄関に入ると右手にLDKと明るさを共有できる3枚引込み戸、
正面の水周りへの動線はロールスクリーンで目隠しできます。
水周り(トイレ・洗面・脱衣室等)のドアは塗り壁になじむ無地の白とし、
床のモルタル柄(90cm角)フロアタイルがアクセントとして際立ちます。
LDK入口の3枚引込戸を開放すると・・・
手前に勾配天井で背の高いダイニングスペース、
奥のキッチン横の大きな窓とロフト上部にある横長の窓で明るさと抜け感を出しました。
明るさと・背の高さと・抜け感の効果で帖数以上に広さを感じます。
反対側(キッチン前)から見るとこんな感じ。
普段はあまり使わない玄関ホールもLDKの一部として活用できるので、実質広くなります。
戸を閉めるとこんな感じ。
戸本体が良いアクセントになります。
ダイニング横の小上がりのタタミコーナーは景色を楽しむFIX窓を採用。
(まだ外構は未完成ですが・・・)
座る・寝転がる用途の部屋なので、窓は足元の高さに設置しました。
タタミコーナーからダイニングを見ると、
勾配天井の高さが際立ち、ロフトとのつながりも感じられます。
ロフトには家の熱気を抜く窓を全面に設置しました。
ロフトと反対面の壁には勾配天井を照らす間接照明を設置しました。
次にI様邸(楽しくお過ごしいただけてるでしょうか?)
真っ直ぐのLDKでキッチン・ダイニング・リビングからテレビが観られます。
南面には心地よい明るさが入るよう、大きな窓を設置し、
勾配天井部は光の反射が大きい白のクロスを使うことで、更に明るいLDKとなりました。
間接照明だけでも明るさが十分とれるような設計になっています。
キッチンはカウンターを設置することで、作業スペースを拡張しました。
キッチン背面の食器棚は家電を置くスペースを増やし、上部は棚板を設置。
この棚板に何が置かれるのかが楽しみです(笑)
テレビボードは施主様のこだわりで、
一言で言うと穴あいてます(笑)
(ゲーム機が置かれるようです)
裏から見るとこんな感じ。
ちなみに裏は収納スペースとなっております。
ダイニングとキッチン・パントリーの床は真鍮の見切り材を採用。
ナチュラルですっきりした印象があって良いですね。
トイレのニッチは端から端までにするとこんな感じになります。
すっきりする上に、紙の置き場所には困らないといった実用性もあります(笑)
子供部屋は将来間仕切りができるようにしてあるので、
現在は広い一部屋となっています。
そしてM様邸(お引渡しおめでとうございます。)
落ち着いた色合いの真っ直ぐなLDKだとこんな印象になります。
天井と壁の一部を床と同系色の木目とすることで、非常にまとまりのあるコーディネートとなりました。
既に施工してあるダクトレールにどのような照明を付けるのかが楽しみです(笑)
ディテールにまで考えた設計(無駄な線を消すなど)となっているので、
濃い色を使いながらも、すっきりとした写真映りとなっているのもポイントです。
リビングから見るとこんな感じ。
(エアコンは出来るだけ目立たないようパントリー内に設置しました)
キッチン前の腰壁の高さは目一杯下げることでより開放感が出ます。
リモコンニッチとファミリークローク入口の形状を揃えてあるので、
デザインに統一感があって良いですね。
各洋室は両極端で・・・
照明の色も影響します。
最後にH様邸(お引渡しおめでとうございます。)
ここも真っ直ぐなLDKで、南面に大きな窓があります。
白の塗り壁と無垢の床がより活きる、HARMONYの特色が良く出てお家です。
書斎があります。
書斎の奥には・・・
可動式の本棚がいっぱい。
お引渡しの際に「ブックエンドは別で買ってくださいね」とお伝えしました(笑)
トイレのデザインはシンプルに、実用性も考え埋込収納も設置。
各洋室の収納部の壁には有名キャラクターの壁紙を採用。
最近この壁紙を良く見ます(笑)
K様、I様、M様、H様、本当におめでとうございます。
また現在家造りを考えている方にも、少しでも参考にしていただければと思います。
設計部長
藤林 信之
NOBUYUKI FUJIBAYASHI