2026.8.27 木
【ICが教える】内装選びのコツ③|ただ明るいだけじゃない!空間の魅力を引き出す「照明」の基本
こんにちは!建築デザイナーの中村です!
内装選びのコツをお届けする連載シリーズ、第3回となりました!
「①色の黄金比」「②質感(塗り壁)」とお届けしてきましたが、
今回はその2つをさらに引き立てる、
とっても重要な要素「照明(ライティング)」についてお話しします♪
お家づくりで照明計画をするとき、多くの方が
「この部屋にはどれくらい明るさが必要かな?」と“明るさ”ばかりに注目しがちです。
ですが、私たちインテリアコーディネーターが本当に意識しているのは、
実は「光と影のグラデーション(陰影)」なんです!
お部屋全体を天井からの強い光(シーリングライトなど)で均一にパッと明るくしてしまうと、
どうしても空間が平坦に見えてしまい、せっかくこだわった壁の質感が消えてしまいます。
そこでおすすめしたいのが、「一室多灯(いっしつたとう)」という考え方です!

部屋の中央に大きな照明を1つ置くのではなく、
必要な場所や引き立たせたい場所に、照明をいくつか組み合わせて配置する方法です。
- ダウンライトやスポットライト: 壁際を照らして光のラインを作る
- ペンダントライト: ダイニングテーブルの上などに低めに垂らして、手元を優しく彩る
- 間接照明(コーブ照明・コーニス照明): 壁や天井に光を反射させて、奥行き感を演出する
例えば、第2回でお話しした「HARMONYの塗り壁」がある壁面に、
間接照明やスポットライトの光を沿わせてあげるだけで、
職人さんが仕上げた塗り壁の繊細なコテ波(凹凸)が浮き上がり、
ホテルライクな贅沢な空間に早変わりします!
夜、メインの照明を少し落として間接照明だけに切り替えると、
柔らかい光と影がお部屋に包み込むような落ち着きを与えてくれて、
1日の疲れがフッと解けるようなリラックス空間になりますよ♪

「どの位置にどんな照明を置けばいいの?」
「間接照明って贅沢すぎないかな?」
と思われるかもしれませんが、
配線計画の段階からしっかりプロに相談していただければ、
予算を抑えつつ最大限におしゃれに見せる演出が可能です!
さて、次回は内装コーディネートの総仕上げ!
「そのアクセント、本当にそこ?視線を惹きつけるフォーカルポイントの作り方」についてお届けします。
次回もお楽しみに♪

中村 まゆ
MAYU NAKAMURA





