2025.3.25 Tue
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庭のある新築戸建て住宅の魅力!庭づくりのメリットやポイントも解説

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新築戸建ての計画で、多くの方が夢見るのが素敵な庭づくりです。家族や友人とバーベキューを楽しんだり、おしゃれな空間でくつろいだりと、庭のある暮らしには大きな魅力があります。しかし同時に、プライバシーを確保できるのか、きちんと維持管理できるのかなど、さまざまな不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
本記事では、庭のある戸建て住宅のメリットやデメリットについて解説します。デメリットの対策や理想の庭づくりを実現するポイントについても解説するので、これから新築戸建ての庭づくりを考えている方はぜひ参考にしてください。
庭のある戸建て住宅のメリット

まず、庭のある戸建て住宅のメリットをご紹介します。
これから庭を計画する方は、ぜひメリットを参考に理想の庭をイメージしてみてください。
子どもやペットの遊び場を確保できる
庭があれば、自宅にいながら子どもやペットを思いきり外で遊ばせられます。水遊びや足洗い用の水栓を設置したり、フェンスを適切に配置したりすることで、より使いやすく安全な環境を整えることができます。
屋外での団らんを楽しめる
バーベキューやガーデンパーティーを楽しめるのも、庭付き戸建てならではの魅力です。LDKと庭をつなぐようにウッドデッキやテラスデッキを設けると、アウトドアリビングとして活用でき、料理の準備や片付けの動線もスムーズになります。
ガーデニングや家庭菜園を楽しめる
庭に花壇や畑をつくれば、自宅でガーデニングや野菜づくりを楽しめます。季節の草花を植えれば、家にいながら四季の移ろいを楽しむ暮らしが実現。特にお子様がいるご家庭では、一緒に植物を育てたり、収穫する体験は貴重な体験になるでしょう。
外観をより美しく演出できる
緑があることで、無機質になりがちな建物の外観に温かみが加わります。それぞれの植物が持つ個性を活かし、住宅や外構と調和させて、より美しく印象的な外観を演出しましょう。
日当たりや風通しがよくなる
庭によって建物の周りに空間が生まれることで、室内の日当たりや風通しが確保できるというメリットもあります。植栽を工夫すれば、夏の強い日差しを和らげることも可能です。
庭のある戸建て住宅のデメリットとその対策

メリットの多い庭付き一戸建てですが、いくつかのデメリットもあります。
ここではデメリットと一緒に対策についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
土地代が高くなる
庭を設けるには広い敷地が必要であり、その分土地代が高くなってしまう点に注意。特に都市部の場合は、土地代が大きな負担になってしまいます。また土地代が安い地域でも、管理できないほど広い庭に予算を費やして後悔するケースも少なくありません。
<対策>
- 「庭で何をしたいのか」を明確にする
- 予算と維持管理の両面から、最適な広さを決定する
庭の手入れに手間とコストがかかる
庭を設けるとなると、植栽の剪定や雑草の処理、落ち葉掃除など、定期的なメンテナンスが必要になります。放置すると、ご近所トラブルに発展することもあるため注意しましょう。
<対策>
- 雑草が生えにくい仕上げにする
- 成長が遅い樹種や、落ち葉が少ない常緑樹を選ぶ
道路や隣家からの視線が気になる
庭は外の空間なので、きちんと対策をしないと、道路や隣家からの視線が気になります。遊び場や団らんスペースとして使う場合は、視線を遮る対策をし、プライバシーを確保しましょう。
<対策>
- フェンスや植栽で自然に視線を遮る
- 中庭など、そもそも外から見えないレイアウトにする
防犯面で注意が必要
庭のある家では、侵入者の侵入経路や死角が増えるため、防犯面に注意が必要です。安全な住まいを実現するためには、次のような適切な対策を行いましょう。
<対策>
- フェンスや塀を適切な高さで設置し、侵入経路を制限する
- 踏むと音がなる防犯砂利を敷き詰める
- センサーライト・防犯カメラを設置する
庭の仕上げ方には何がある?種類と特徴を紹介
庭は仕上げ方によって、見た目や使い勝手が大きく変わります。また施工費やメンテナンスもそれぞれ異なるため、しっかりと考えて計画することが大切です。
ここでは庭の主な仕上げ方と、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
砂利

庭を砂利にすると、次のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
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維持管理の手間が少なく、施工費も抑えられる砂利敷きは、コストパフォーマンスの高い仕上げ方です。砂利の下に防草シートを敷くことで、雑草もほぼ抑えられます。
天然芝

庭を天然芝で仕上げると、次のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
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見た目も肌触りもよい天然芝は、子どもやペットがいる家庭にも人気の仕上げ方です。ただし水やりや芝刈りなど、定期的なメンテナンスが必要な点に注意。管理の難易度は芝生の種類によって異なるため、選ぶ時には専門家に相談することをおすすめします。
人工芝

人工芝のメリット・デメリットは、下表を参考にしてください。
メリット | デメリット |
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人工芝は、芝生の庭にしたいけれど、維持管理に手間をかけたくないという方におすすめです。製品によって耐久性や見た目の自然さが大きく異なるため、信頼できるメーカーのものを選びましょう。
コンクリート

庭をコンクリートで仕上げると、次のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
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平らで歩きやすく、耐久性が高いコンクリートは、実用性を重視する方におすすめです。無機質な印象が気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、芝や砂利、植栽などと組み合わせることで印象は大きく変わります。
土のままにする

庭は、あえて整地した土のままにしておくというのも一案です。メリット・デメリットは下表を参考にしてください。
メリット | デメリット |
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庭を土のままにする方法は、ガーデニングや家庭菜園を楽しみたい方には最適です。しかし雑草が生えやすく、維持管理の手間は大きくなるので注意してください。
戸建て住宅に庭をつくる際に押さえたいポイント

庭のある暮らしをより快適に楽しむためには、綿密な計画が欠かせません。建物の設計と合わせて、以下の重要なポイントをしっかりと押さえておきましょう。
庭の向きを考える
庭の向きは、日当たりや使い勝手に大きく影響します。人気なのは、日当たりが良く、植物の生育にも適している南向きの庭ですが、敷地条件や生活スタイルによっては他の向きが適している場合もあります。
建物の配置や窓の位置、季節ごとの日差しの変化なども考慮しながら、最適な向きを決定しましょう。
庭の使い道に合わせて、適切な広さを決定する
庭をつくる際は、家族で「庭で何をしたいのか」を話し合って、目的に合った広さを確保することが大切です。目的別に必要な広さは、以下を参考にしてください。
- 家庭菜園やガーデニングを楽しみたい・・・2~3畳
- 子どもやペットの遊び場として使いたい・・・3畳程度
- バーベキューやガーデンパーティーを楽しみたい・・・7.5畳程度
プライバシーと安全面に配慮する
道路や隣家から丸見えの庭では、快適に使用することができません。そのため庭をつくる際は、フェンスや生垣、植栽などを活用し、しっかりとプライバシーを確保することがポイントです。
またセンサーライトの設置や死角をなくす工夫、子どもやペットの飛び出し防止など、安全面での対策も忘れずに計画してください。
手入れのしやすい仕上げを選ぶ
庭の手入れが将来の負担にならないよう、あらかじめ管理のしやすい仕上げを選ぶことも重要なポイント。メンテナンスの手間をできるだけ減らしたい場合は、水やりや草刈りの必要がない人工芝や、掃除が簡単なコンクリートが向いています。
家族でどのくらいの時間を庭の手入れにかけられるか、ぜひ話し合いの機会を設けてみてください。
自然と調和する庭付き戸建て住宅はHARMONYにお任せください

庭のある暮らしは、季節の移ろいを感じながら、家族の思い出を育んでいく特別な時間を与えてくれます。
朝のコーヒーを庭で楽しむ、休日に家族でバーベキューを楽しむ、子どもたちが自然と触れ合いながら遊ぶ―。
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「実際に庭のある暮らしをイメージしてみたい」という方は、ぜひお気軽にお越しください。津市の本社、鈴鹿オフィス、伊勢オフィス、松阪ショールームの4拠点で、皆様のご来場をお待ちしております。
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