「もう家を買うタイミングは過ぎたと思っていた」完成前の家に、思い切って踏み切った理由とは?

津市M様

「もう家を買うタイミングは過ぎたと思っていた」完成前の家に、思い切って踏み切った理由とは?

今回のプロジェクトメンバー

ハウスプランナー:松井 司
不動産部門:川口 拳吾

Project member

OWNER'S VOICE | M様ご夫妻

三重県津市久居にお住まいのM様ご夫妻。HARMONYの家に今年4月に入居されました。福岡から津市久居へ、賃貸から新築の一軒家へ。まだ基礎工事が始まったばかりの段階で「これに決めた」と踏み切った一軒でした。

「正直、家を所有する願望はなかったんです」という奥様が、住むほどに「全部気に入ってる」と言い切るまで。家づくりを決意するまでの本音を、じっくり語っていただきました。

「もう家を買うタイミングは過ぎたと思っていた」完成前の家に、思い切って踏み切った理由とは?

中古から新築へ──"見えなさすぎる"不安が、方向を変えた

──家探しを始めたきっかけは?

上の子が小学校に上がるタイミングでした。去年の5〜7月ごろから、なんとなく動き始めて。最初は完全に予算重視で、固定費を抑えたくて、中古物件から見ていたんです。

──そこから新築に切り替えたのは?

見ていくうちに、中古のメンテナンス費がだんだん気になってきて。配管とか床下とか、目に見えない部分が「見えなさすぎて、逆に怖い」ってなっちゃったんですよね。最終的に私が「新築のほうがよくない?」と言い始めて、夫もようやく納得してくれました。

──決め手になったことは?

うちは親戚に大工や建築関係の者がいて。候補にしていた中古物件の資料を見てもらったら、「広いのは広いけど、床下の状況があまり良くない」「長く住むならお勧めしないよ」と、言われたんです。それで「これは難しいな」と。じゃあメンテナンス費も考えて、新築を軸に探そう、と切り替わりました。

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転職直後、"7ヶ月"でローンが通った

──土地探しは順調でしたか?

いえ、それが全然。実は私が転職して、福岡から三重に引っ越してきたばかりで。銀行さんからは「3年は勤務していないと審査が通りづらい」と言われていたので、「今年家を建てるのは難しいのかな」と半ば諦めていたんです。

──それでも動き始めたのは?

「子どもが来年小学校だし、通りそうな物件があれば考えるか」くらいの気持ちで、仮審査をかけてみたら──勤務7ヶ月なのに、通ったんですよ。「え、通るんだ」って(笑)。そこから一気に、本格的に探し始めました。

譲れない条件と、土地がぴたりと噛み合った

──エリアはどうやって絞られたんですか?

私、津に住んだことがなかったんです。出身は熊野のほうで、大学から県外に出ていたので、県内のこともよく知らなくて。「海側は地震の心配で人気がなくて、みんな高台に住む」という話を聞いて。子どもが通っている幼稚園の近くで、そのまま探そうと思ったら「土地がない」「あっても高い」と。

──条件を出すと、選択肢が絞られていった。

そうなんです。私が電車通勤なので「駅が近くて、小学校も近くて」と条件を出すと、希望に合う場所が本当になくて。ただ、条件を整理していくと、久居がきれいに当てはまったんです。図書館も病院も支所もアルスプラザも、コンパクトな中に全部そろっていて。治安もいいし、学校も落ち着いている。人気で土地の値段も少しずつ上がっているエリアで。出していた条件が、久居という土地にぴたりと収まった感覚でした。

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基礎の段階で、決めた

──購入を決めたのは、どの段階でしたか?

本当に早くて。「土地はあって、これから建てます」というタイミングでした。申し込み前に場所だけ見に行ったら、ちょうど基礎のコンクリートを打っているところで。設計図と間取り、外観の図面を見て、それで申し込んだんです。柱に名前も書かせてもらいました。

──かなり思い切った決断ですよね。

ちょうど同じ時期に、久居のこの物件と、別の会社の物件が、ドンって同時に出たんです。もう一方のほうが少し安かったんですけど、口コミを見ると心配になることが書いてあって。建売って「手抜きがあるかもしれないから気をつけて」とも言われていたので、不安がなかったわけではないです。

でもHARMONYさんは、以前モデルハウスを見に行ったこともあって、建物のコンセプトも好きだった。「人気だとすぐ売れちゃう」という焦りもあって、話を聞いたその場で「もう決めよう」と。立地も予算も、会社への信頼も、子どもの入学のタイミングも、全部ピタッときた感覚でした。

「もう家を買うタイミングは過ぎたと思っていた」完成前の家に、思い切って踏み切った理由とは?

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「土地だけ見たら"狭っ!"」

──最初に土地を見たときの印象は?

(夫)正直、「狭っ!」って思いました(笑)。アクセスはすごくいいんですけど、更地だけ見ると、どうしてもそう感じちゃって。「まあ、狭くても仕方ない、住めればいい」くらいの気持ちでした。

──そこからどう変わっていきましたか?

(奥様)建てている途中も2回ほど見学させてもらったんですけど、資材が置いてあったりして、やっぱり「狭いな」って(笑)。それが、塗り壁を塗った途端に「え、全然広い!」って一変したんです。壁が入ると、印象がまるで違って。

あと、設計士さんが部屋の中を立体で見られるシミュレーションを作ってくれて。それを見て、ようやく「どんな家になるんだ」というのがハッキリ見えてきて。私の好み、ドンピシャでした。

「もう家を買うタイミングは過ぎたと思っていた」完成前の家に、思い切って踏み切った理由とは?

建売なのに、この作り込み

──実際の内装や間取りはいかがでしたか?

もう、何の狂いもなくて(笑)。壁紙も全部決まっていたのに、好みにバチッとはまって。ヌックがあったり、洗面が2つあったり、収納も動線もすごく充実していて。造作もあちこちにあって、実際に暮らすとやっぱり便利なんです。

あのタイルも本物だと聞いて驚きました。壁は左官屋さんが手塗りした、本物の塗り壁。触ってもザラザラしていなくて、なめらかで。

──建売でここまで、というのは驚きですよね。

この家は、HARMONYさんが新しく手がけるモデルとして、力を入れて作った一棟だったそうで。だからいつも以上に気合いを入れてくれたみたいで(笑)。注文住宅だと、こういう造作は「オプション、オプションでお金がかかって、つい削っちゃう」と聞くので。それが最初から全部そろっているのは、本当にありがたかったです。

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「安すぎる」を、何度も言ってしまった

──打ち合わせで印象に残っていることは?

毎回「本当にこの値段でいいんですか?」って言ってました(笑)。「安すぎるんですけど」って。モデルハウスにするからということで、テーブルや家具も「そのまま使っていいですよ」と。入居時にカーテンがなくて「これは付かない部屋なのかな」と思っていたら、オーダーカーテンも後から付けてくれて。

エアコンも2台まで!性能のいいものを、建売だからと落とさずに用意してくれる。そういう部分で、まったく不満がないどころか、ありがたいことばかりでした。

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"行かない部屋がない"暮らし

──コンパクトな間取りに、不便さは感じませんか?

まったくないですね。私、もともと「行かない部屋ができるのが嫌」で、広さはいらないから狭くていい、と思っていたタイプで。実は44歳になって、「もう家を買うタイミングも過ぎた」「所有する願望もない」と思っていたくらいなんです。だからこそ、この広さがちょうどよくて。毎日どの部屋も使うし、目も手も行き届く。広いと結局そこに物を置いちゃう性格なので(笑)、掃除の手間もコストも増えないほうがいい。

──収納面はいかがですか?

賃貸のときは、どうしても一部屋が”物置化”していたんです。でも今は、その一部屋分の物がちゃんと全部収まって。床下収納にストックも入るし、玄関の靴も全部収まる。4人で暮らしているのに、うちの収納の少なさ(=物の少なさ)を見せたいくらいで(笑)。「これで荷物入るの?」と聞かれることもありますけど、うちは「これで十分」なんです。

──「これは付けてよかった」というポイントは?

最初は「いらないかも」と思っていたバルコニーが、実際に暮らすと洗濯物干しにすごく役立って、「あって良かった」って(笑)。

あとはヌックと、トイレの小窓。

窓の前に物を置きたくないタイプなので、光が入ってくるだけで妙に安心するんです。

──自然素材は、もともと条件にありましたか?

いえ、条件には入れていませんでした。ただ、子どもが咳の出やすい体質で。住んでみて、匂いも全然気にならないし、今のところ咳が続くこともなくて。結果的に、すごく良かったなと思っています。

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担当との信頼、そして"家づくりに参加できた"こと

──担当の方の第一印象は?

最初に伊勢のモデルハウスを案内してくださったのが松井さんで。住宅ローンのことも親身に相談に乗ってくださって、「いい担当者さんだな」と。その後、不動産部門の川口さんにつないでいただいたんですけど……実は最初、川口さんからの電話に出ていなかったんです(笑)。まだローンが通るかもわからなくて、要望も固まっていなかったので。

──それでも信頼につながったのは?

改めて問い合わせたら、事前にしっかり物件情報を調べて、当日きちんと説明できるように準備してくださっていて。聞いたことに「答えが返ってこない」ということがなくて、その場で誠実に回答してくれる。不安になる要素がなかったので、すぐに決められました。

夫がもともと営業畑にいて”危険な匂い”には敏感なんですけど(笑)、それが一切なかった。購入前と購入後で態度が変わらない安心感も、大手にはなかなかない部分だと思います。

──家づくりの過程にも関われたそうですね。

はい。建前のときには声をかけてもらって、子どもたちと一緒に、家が建っていく過程を見せてもらえて。お札を用意して、みたいな行事も、こちらから頼んだわけではないのに「新築ならやったほうがいいですよ」と教えてくれて。一つひとつを”家づくりの行事”として体験できたのは、すごく良かったなと思います。

──アフターやメンテナンスの説明はいかがでしたか?

外壁はガルバリウム鋼板で、メーカーの保証も長く、雨でさっと汚れが流れるような素材だと。塗り壁も「もし欠けても簡単にメンテナンスできますよ」と、住んだ後のことまで隠さず説明してくれました。心配していたことを一つずつ払拭してもらえたのが、大きな安心でした。

──最後に、これから家を考える方へ。

もう「めっちゃいいですよ」しか言えないです(笑)。全部気に入っていて、「ここがこうだったら」と思うことがほとんどなくて。それに尽きます。

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インタビューを終えて

「正直、家を所有する願望はなかった」。取材の最初に奥様が口にしたこの言葉が、最後には「全部気に入ってる」に変わっていたことが、何より印象に残りました。

広さを足すのではなく、”行かない部屋がない”ちょうどよさを選ぶ。土地だけを見たときの「狭っ!」が、壁が立ち、塗り壁が仕上がり、暮らしが入った瞬間に「全然広い!」へと反転する。予算からスタートした家探しが、担当者との信頼と、住んでからの実感を通して、こんなにも深い満足に育っていくのだと、あらためて教えていただいた時間でした。

M様、貴重なお時間をいただき、撮影やインタビューにご協力いただきまして誠にありがとうございました。

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