家のカタチが見える日 ~上棟(じょうとう)~

こんにちは。 今月も現場からブログをお届けします。

今回は、住宅工事の中でも**大きな節目の一つ、「上棟(じょうとう)」**についてお話しします。

「上棟」とは、柱や梁(はり)などの構造材を組み上げて、建物の骨組みが完成する工程のことです。 大工さんたちが一日がかりで一気に組み上げていく様子は、何度見ても圧巻です。

朝はまだ何もなかった土地に、夕方には家のカタチがはっきりと見えるようになります。 お施主様にとっても、図面上だけで見ていたマイホームが、初めて「現実のかたち」として目の前に現れる瞬間。 私たち現場の人間にとっても、身の引き締まる特別な日です。

安全管理にもいつも以上に神経を使う日でもあり、

・クレーンの位置や動線

・大工さん同士の声かけ

・作業エリアの整理整頓

などの確認が欠かせません。

上棟の日は、地域によっては「上棟式」を行うこともあります。 最近は簡素化されることも多いですが、建物の無事完成と家族の幸せを祈願する、昔ながらの日本の習わしでもあります。

今後は、屋根や外壁の工事へと進んでいきます。 家づくりはまだまだ続きますが、一歩一歩、確実に形になっていくのを見守るのが現場監督の仕事です。 次回は、断熱工事や気密性について触れてみたいと思います!

林 大洋

林 大洋

HIROMI HAYASHI

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